【2020年版】メーカー別カメラレンズの特徴とおすすめ5選〜ペンタックスのカメラレンズ

レンズ

カメラメーカーとして連想する企業と言えば、CANON、NIKON、あるいはSONYを挙げる方が少なくありません。

しかし、古豪とも言えるカメラメーカーとして根強いファンが多くいるブランド、ペンタックスを忘れてはいけません。

ペンタックスのカメラレンズの特徴とおすすめレンズを紹介いたします。

ペンタックスのレンズの特徴

ペンタックスは多くの名機を生み出し、プロからアマチュアまで多くの方が買い求めたブランドです。

当然、このような歴史を持ったペンタックスはそれらの需要に応えるべく、多くの名作レンズを生み出しました。
そのDNAは現在も脈々と受け継がれており、現行のレンズの中にもシェアを多く占める強豪カメラメーカーにも負けない製品が多くあります。

ペンタックスのカメラレンズの特徴は、使いやすさコンパクトなレンズの多さ、感度性能の高さが挙げられます。

使いやすさ

使いやすさの一番のポイントは、初心者が利用しやすいAPS-Cセンサーに対応したレンズが充実していることです。

カメラメーカーのレンズはフルサイズ規格のレンズを充実させていることがトレンドになっています。
しかし、ペンタックスはそれらの動きとは一線を画し敢えてAPS-Cレンズを充実させる動きを見せているのです。
これは言い換えればエントリーモデルのカメラボディに好相性なレンズが多い事を意味しています。

さらに初心者でも気軽にレンズを買い求められる安価な価格での提供も可能となっており、ビギナーフレンドリーなレンズが多いという特徴を持っているのです。

コンパクトさ

ペンタックスはボディに手振れ補正を設けているため、レンズ設計をコンパクトにできるメリットがあります。

そのため、大手のカメラメーカーのレンズと同等の性能でありながらコンパクトに仕上げられていると言うのが特徴です。

感度性能

最後が感度性能が高いということ。

端的に言えば夜間や暗い室内での撮影に強いレンズと言う特徴です。
他社が高速フォーカスなど動きを重視した性能を求める中、ひたむきに高感度のレンズを作り続けています。

ボディにもそのコンセプトが表れており、星の動きに合わせてカメラを動かすアストロトレーサーを搭載させているのです。
これによって単独での天体撮影も可能にしているのも注目すべきポイントと言えます。

ペンタックスのおすすめレンズ5選

使いやすくコンパクトで、高感度、このような特徴を持つペンタックスのおすすめレンズを紹介していきましょう。

PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR

高額なレンズはありますが、ペンタックスのフラッグシップを担うレンズの一つであり、性能の高さも折り紙付きと言えます。

F2.8とかなり明るいレンズで、絶妙なボケ味を出すことにも優れているレンズです。

更にこの焦点距離で発生しやすいゴーストを低減させるHDコーティングが施されています。

また、ペンタックスの弱点と思われがちな高速フォーカスも超音波モーターを搭載することで補完しているレンズです。

PENTAX-DA★200mmF2.8ED(IF)SDM

ペンタックスのスターレンズです。
スターレンズとは製品名に★がつくレンズのことで、ペンタックスのハイクラスレンズにのみ付けられるレンズと言えます。

単焦点の望遠レンズとしての性能はとても高く、解像度と描写力の高さで他社の同クラスレンズ以上の評判を持っているレンズです。

さらにコンパクトなので持ち運びしやすく使い勝手もいいレンズとして利用できます。

smc PENTAX-DA 14mm F2.8 ED(IF)

14㎜という非常に広角な画角を持つレンズです。
通常このスペック(14㎜ F2.8)で10万円を下ることは、中古レンズでない限りありません。

しかし、コストパフォーマンスの高いペンタックスは6~7万円程度で買い求めることが可能です。
こういったコスパの良さもペンタックスの魅力と言えるのではないでしょうか。

HD PENTAX-DA★ 11-18mmF2.8ED DC AW

こちらもペンタックスのスターレンズです。
優れた防塵性能以外にも耐寒にも優れた寒冷地対応のレンズになります。

これは言い換えれば星空撮影に特化したレンズとも言え(もちろんそれ以外の用途でも力を発揮します)、冬空の澄んだ空気の中でもレンズ性能を損なうことなく撮影できるレンズです。

HD PENTAX-D FA 24-70mmF2.8ED SDM WR

使いやすい焦点距離のズームレンズです。

それでいて明るいF値を持っているため、望遠用途以外のあらゆる場面、画角を賄える万能レンズと言えます。

レンズ内超音波モーター(SDM)高速フォーカスも期待できるだけでなく、価格も10万円前半という設定は非常にリーズナブルです。

まとめ

ペンタックスは、現在こそリコー傘下として企業活動を行っています(一部はHOYAの傘下)が、日本の一眼レフ製造に松明をかかげた伝統のブランドでもあります。

そんなペンタックスの精神は今も引き継がれ、魅力的なレンズ群を日夜開発、製造、販売しているのです。

伝統がありながら、ビギナーに優しいペンタックスレンズを一度試してみてはいかがでしょうか。

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