一眼レフやミラーレスカメラには必須のレンズですが、いったいどんな種類があるのでしょうか?まずは先に結論を書いちゃいます。大きく分けて以下の6種類のレンズがあります。
- 標準レンズ
- 広角レンズ
- 望遠レンズ
- 単焦点レンズ
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
これらの6つのレンズに着目して、どんな特徴があるのかを実際の写真を見ながら説明していきたいと思います。
標準レンズ
これはレンズキットを購入したときに付属している標準的なキットですべてのスタンダードになるレンズです。いろいろな特徴のレンズがありますが、標準レンズに比べてどうなっているか、によって考えるとわかりやすいです。
いわゆる人の目と近い範囲を撮ることができるので馴染みやすい分、いつも通りの風景を切り取るので、ものによっては味気ない写真になってしまう可能性もあります。ただし、標準レンズでも構図や色味などを調整することで味のある写真を撮ることも可能です。
構図についてや標準レンズがついてくるレンズキットについては、以下の記事で詳しく解説しております。
広角レンズ
人間の視野よりも広い範囲を写すことができるので、肉眼で見たよりも広がりを感じる写真になります。スタジアムなどでより広く多くの人を写したい場合などに広角レンズは重宝します。
ただし、この写真からもわかるように、写真の端にいくほど大きくなり、歪んでくるので、人物や動物などを主題とする場合は、なるべく中心に置くようにしましょう。
24mm以下になると超広角レンズとも言われ、上記のような超広範囲のを撮影することができます。超広角になるとさらにシーンを選ぶので、構図や被写体はしっかり選ぶようにしましょう。
望遠レンズ
遠くにあるものをより大きく撮影するのに特化したものが望遠レンズです。子どもの運動会など、物理的に近づけない場合などに重宝します。
このように離れた場所にいる子どももしっかりと写すことができます。ただし望遠すればするほど、少しの動きで被写体を逃してしまうので、慣れないうちは「あれ、今どこ見てるんだ」状態によく陥るので、最初はズームしていない状態から被写体を見つけて、徐々にズームしていくようにしましょう。
単焦点レンズ
ズームができないレンズですが、焦点距離が固定されてるので、単焦点レンズはボケが出しやすいレンズです。そのおかげで小型化・軽量化されたものもあり、いわゆるパンケーキレンズと呼ばれます。
このように美しいボケを演出することができます。ズーム機能は使えないので、アクティブに自分が動いて、撮影位置を決めましょう。逆に慣れないうちは焦点距離の感覚値を鍛えるために、ズーム機能を気にしなくて良い単焦点レンズのほうがわかりやすいかもしれません。
マクロレンズ
花などの接写に向いているレンズで、標準レンズに比べて、より近寄って撮影ができるので、マクロレンズは小さい被写体に向いています。感覚的には虫眼鏡を使って撮影している感覚と言えばわかりやすいでしょう。
このように花や蝶々などの細かい描写までしっかり写すことのできるのがマクロレンズです。ただし、こちらも拡大されている分ブレが発生したり、近づきすぎて虫や動物が逃げてしまったりと難しさはあるので気をつけましょう。
魚眼レンズ
レンズの中では1番変態的なレンズと言えるでしょう(笑)。実は魚眼レンズも上で紹介した広角レンズの一種で、超広角なレンズよりさらに広角なレンズを魚眼レンズと言います。
このようにほぼ180度ほどまでの超広角な範囲を撮影することができるのが魚眼レンズです。ただし、その分歪んで全体が丸く写ります。こちらのようにビルなどをよりエレガントに表現できます。
こちらの写真のように、中心の被写体を強調するために敢えて魚眼レンズを使う方法もあります。広角レンズや魚眼レンズは広いところを撮る以外にも、たくさんの面白い写真を撮ることができるので、いろいろな被写体に挑戦してみましょう。
欲しいレンズは見つかったかな?
今回は6つのレンズの特徴を写真を見ながら解説してみました。もしかしたら全部欲しくなったかもしれません(笑)。まずは標準レンズで修行をつんでから、他のレンズに挑戦してみるのが良いと思います。
と言ってもレンズも高いので、カメラマン友達を作って貸してもらったりして知識をつけていくのがコスパが良いと思います!
ぜひ、自分のお気に入りのレンズを見つけて楽しいカメラライフを送ってみてください!
コメント