一眼レフやミラーレスには不可欠な記憶媒体であるSDカードですが、とても種類が多く、メーカーや性能もたくさんあって選ぶのが難しいですよね。
今回は一眼レフやミラーレスにおすすめのSDカードについてのポイントと実際の製品について見ていきたいと思います。
SDカードのメーカー
SDカードの主なメーカーとして、Transcend・SanDisk・SAMSUNG・TOSHIBAなどがあります。サムスンや東芝は耳なじみがある方が多いかと思いますが、SDカードに関しては前者二社のほうが特化している企業と言えるでしょう。
Transcend(トランセンド)
AmazonのSDカード年間売上では堂々の1位と、性能とコスパに圧倒的に優れたメーカーです。台湾台北市に本社を置く、半導体メモリ製品を中心に製造を行う企業です。
SanDisk(サンディスク)
世界シェアトップという安心のメーカーです。SDカードの基盤をつくった3社のうちの1社で、アメリカに本社をおく、フラッシュメモリー製品を中心に製造を行う企業です。
SAMSUNG
SDカードという、Galaxyなどのスマホで有名な企業です。テレビ・スマホ・ディスプレイ・NAND型フラッシュメモリなど、世界トップシェアを多数誇る世界的企業です。
TOSHIBA
SDカードの企画は前述のSanDisk、松下電器(現パナソニック)、東芝の3社で決定されました。今でも日本では東芝が勢力的にSDカードを作り続けています。
メーカーに関しては東芝が日本企業として安心感は強いかと思いますが、他社と比べるとコスパは悪いです。特にトランセンドとサンディスクに関しては、実績としても品質としても高評価なものが多いので、安くても安心して選んでも良いメーカーだと思います。
ポイント1: SDカードのスピードクラス
SDカードにはスピードクラスと呼ばれるものがあり、これは最低転送速度を表します。これは撮影した写真や動画をSDカードに保存する際や、撮影済みのデータをPCに転送する際などの速度を表します。
スピードクラスの種類
以下の4種類のスピードクラスがあり、もちろん速ければ速いほど良いのですが、値段も上がりますし、そもそもカメラが対応していない場合もあるので注意しましょう。
スピードクラス | 転送速度 |
Class2 | 2MB以上/1秒 |
Class4 | 4MB以上/1秒 |
Class6 | 6MB以上/1秒 |
Class10 | 10MB以上/1秒 |
こちらが遅いと、PCに転送するのに時間がとられたり、最悪の場合、カメラがフリーズしてしまう可能性もあります。自分のカメラを確認して、なるべく高いスピードクラスを意識して選ぶようにしましょう。
ポイント2: 記憶容量
記憶容量に関しても非常に大事で、近年の高解像度モデルでは1枚の写真が40MBを超える場合もあり、安い1GB(約1024MB)のSDカードを買ってしまった場合、写真25枚でSDカードがいっぱい!なんてことにもなりかねないので気をつけましょう。
記憶容量の種類
記憶容量に関しても種類があり、以下の種類があります。自分のカメラがどれに対応しているか把握しておきましょう。
容量規格 | 記憶容量 |
SD | 2GB |
SDHC | 32GB |
SDXC | 64GB |
ちなみにこちらは下位互換の規格なので、SDXC対応のものはSDHCとSDでも問題なく、SDHCもSDでも問題ありません。逆にSDのみに対応しているものはSDHCとSDXCは使えないという感じです。
こちらも基本的には容量が大きくなればなるほど値段が上がっていくので、大容量のを1枚買ったり、コスパの良いものを複数買うなど、自分のカメラスタイルによって考えてみてください。
動画(特に4K動画)を撮りたい場合
先ほどスピードクラスを4種類説明し、最大がClass10でしたが、普通に動画を撮影するならほとんど問題ありませんが、4K動画を撮る場合にはこれでも速度が足りず、映像がとぎれとぎれになってしまう場合があります。
Class10よりもさらに上の速度規格のUHS(Ultra High Speed)という規格があります。こちらはさらに掛け算であり、UHS-1だと10MB/1秒ですが、UHS-3だと30MB/1秒という超高速な規格になっており、4K動画を撮影する際はUHS-3程度を買っておくと安心でしょう。
たとえば上記の⑩の下に書かれている3の数字が、UHS-○の部分にあたる表記で、こちらはUHSスピードクラス3となり、最低30MB/1秒のものになります。(あくまで最低なので実際のスペックはそれ以上の場合が多いです
ビデオスピードクラス
上記の規格とは別に、ビデオに特化したビデオスピードクラスという規格があります。小さいものはビデオスピードクラスV6のようにUHSよりも小さいものもありますが、ビデオスピードクラスV60やV90のようにさらに高速化してものがあります。
こちらはその数字の通り、最低60MB/1秒、90MB/1秒のもので、実際の速度は250MB/1秒など爆速なものとなります。
こちらのようにV90と実際に書かれているのでわかりやすいです。こちらまでいくと業務用レベルの8K動画の撮影なども可能となってきます。
まとめ
SDカードのメーカーや規格について見てきましたが、基本的には高スペックのものが良いが、カメラの対応と動画等の用途に着目して選んでみてください。
現在のSDカードの大量生産による低価格化により、高性能のものでも言うほど高価格ではないので、できればSDカードを買う際はケチるよりは満足のいくスペックを買うようにしましょう。
おすすめのSDカード一覧
Transcend SDカード 64GB UHS-I U3 V30 対応 Class10
Amazon売上トップメーカーのトランセンドのSDカード。64GBの大容量でUHS-3に対応していて、なんとお値段は1390円程度という圧倒的コスパです。さらにトランセンドは5年保証など保証がとてつもなく厚いので非常にオススメです。
サンディスク SDカード 64GB SDXC Class10 UHS-I U3 V30
世界トップシェアのSanDiskのSDカード。上記とスペック的にはほぼ同じなので、SanDisk派の方はこちらで満足できるかと思います。執筆時点での値段は2300円とトランセンドに比べるとちょっと見劣りしますが、転送速度はこちらの方がスペック上高速です。
ProGrade Digital SDXC UHS-II V60 GOLD 250R
初めて名前が出てきましたが、Amazonで評判良く、高スペックながら安価のSDカードを提供しているプログレードです。V60という高速ながら4200円というコスパを誇っております。4K動画以上の利用用途の場合は検討していいメーカーかと思います。
Transcend SDカード 32GB UHS-II U3 ビデオクラス V90 対応
こちらはV90という超高速を誇るSDカードですが、V90では3800円というコスパの良い製品です(64GBでは8000円)。こちらは32GBと容量は他の半分ですが、正直オーバースペックなのでどうしても値段はある程度高くなります。が、V90が必要な場合候補となるでしょう。
SDカードはしっかりと準備しましょう
カメラにはこだわる点がいっぱいありますが、SDカードをケチるとシャッターをどうしてもケチってしまいます。これは写真撮影には致命的なデメリットとなりうるので、自分が想定している1.5倍~2倍程度は撮影ができるくらいのSDカードは用意すると良いと思います。
もちろんそれに比例して、電池なども必要になりますが、SDカードはコスパがかなり良いのでケチるところではないと思うので、ぜひしっかりとしたスペックと容量のSDカードを用意して撮影に出向きましょうね!
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