一眼レフ・ミラーレスカメラで自撮り撮影する時のコツ!映える写真を撮る方法!

撮影のコツ

一昔前までは「自撮り=スマホ・コンデジ」と考えることが通常で、一眼レフやミラーレスカメラでの自撮りは一般的ではありませんでした。

一眼レフ・ミラーレスカメラは「自分でなく人や風景を撮影するもの」と固定概念があったと言っても間違いではないでしょう。

しかし「一眼レフやミラーレスカメラでも自撮りがしたい」という需要が生まれ、今では自撮り機能を搭載したカメラの数も増えました。

この記事では、一眼レフ・ミラーレスカメラの自撮り機能の紹介と映える自撮り写真の撮影方法をお伝えしましょう!

一眼レフ・ミラーレスカメラの自撮りに適した機能とは

一眼レフ・ミラーレスカメラで自撮りをしたいと思った時に、特別な自撮り機能がなくても三脚などでカメラを固定した上でセルフタイマーを使用すれば自撮りができますね。

しかし、それでは気軽な撮影とは言えません。まずはカメラの自撮り機能について紹介しましょう。

液晶モニターが回転する

自撮り機能と言えば液晶モニターの稼働性が欠かせません。画面を見て操作しながら撮影ができるため、撮影も簡単にできますし撮り直しも必要なくなりますね。

気軽に友人とたくさん自撮りがしたいと思うなら必ずチェックするべき機能でしょう。

軽量で小ぶりなボディ

液晶モニターを使用して自撮りをする場合は、片手で一カメラを持つ必要があります。ミラーレスカメラや一眼レフの中でも特に軽量で小ぶりなものを選びましょう。

基本的に液晶が可動式のカメラは片手で持てる重さ・サイズになっていますが、個人差もありますので実際に手に持ってみると良いですね。

オート撮影モードが搭載されている

自撮りをする時には液晶モニターを使用しなくても基本的には細かな設定が難しい場合が多いでしょう。そのためピント合わせが自動的に行われるものでなくては被写体の顔にピントが合わないという失敗が発生してしまう可能性があります。

被写体を自動探知できるオートフォーカスが搭載されていると安心して撮影ができますね。

スマホとの連動機能

自撮りを多用する方は、一緒に友人と撮影することが多いでしょう。その場合はすぐに友人と画像を共有したいと思いますよね。

また、すぐにインスタやTwitterなどのSNSにアップロードしたいと考えている場合もWi-fiやBluetoothを使用してスマホと連動させられる機能があると良いです。

撮影もスマホからシャッターが押せるようになっていると三脚使用時でも便利ですね!

自撮り機能のあるおすすめの一眼レフ・ミラーレスカメラ

ここでは一眼レフカメラとミラーレスカメラごとに自撮りにお勧めのカメラを紹介しましょう。

自撮りにお勧めのミラーレスカメラ

自撮り機能に優れているミラーレスカメラを紹介します。

OLYMPUS ミラーレス一眼カメラ PEN E-PL10 EZ

充電池込みで380gという軽さと可愛らしいボディが特徴的なOLYMPUS PEN E-PL10は一眼レフカメラらしい美しいボケが表現できるカメラです。

液晶が下開きに稼働するため、自撮りの際にもシャッターを押す手が画面に入らず自由な構図での撮影が可能でしょう。また、スマホとの連動もスムーズに行えるよう接続設定も分かりやすいシステムが用意されています。

寸法約117.1(横幅)✕68.0(高さ)✕39.0(奥行き)mm
質量約380g(付属充電池及びメモリーカード含む)
約332g(本体のみ)
焦点距離35mm判換算で約42mm
F値F3.5〜F22
有効画素数約1605万画素
感度ISO100〜25600
オートフォーカス顔優先オートフォーカス
瞳優先オートフォーカス
セルフタイマー2秒・2秒・カスタマイズ(セルフ待ち時間:1~30秒、撮影枚数:1~10枚、撮影間隔:0.5秒、1秒、2秒、3秒)
Wi-Fi/Bluetoothリモートライブビュー、リモートレックビュー、ワイヤレスタッチAFシャッター、タイマーシャッター(カウントダウン音声付/連写、ショート動画撮影可)、リモートパワーOFF、ワイヤレスレリーズモード、動画撮影(動画画質モードは限定)
手ブレ補正撮像センサーシフト式
可動式液晶180度

ソニー ミラーレス一眼 α6400 ILCE-6400 B

瞳フォーカス機能に優れたミラーレス一眼であるα6400は人物の瞳を瞬時に捉え、ピントずれを起こしません。被写体が複雑な動きをしてもピントを捉え続ける「高密度AF追従テクノロジー」機能により安定した撮影が可能なので安心して自撮りができますね。

180度チルト可動式液晶モニターを搭載しており、その液晶モニターを操作性も非常に高いものになっています。

寸法約120.0(横幅)✕66.9(高さ)✕59.7(奥行き)mm
質量約403g(付属充電池及びメモリーカード含む)
約359g(本体のみ)
焦点距離35mm判換算で約16mm〜50mm
有効画素数約2420万画素
感度ISO100〜102400
オートフォーカス瞳オートフォーカス
セルフタイマーあり
Wi-Fi/Bluetoothスマートフォン転送、PC保存、TVに映す、ワンタッチリモート、ワンタッチシェアリング
手ブレ補正交換レンズ側対応 (レンズ仕様による)
可動式液晶180度

FUJIFILM ミラーレス一眼カメラ X-A7

4K動画の撮影も可能なFUJIFILM X-A7は映画のような空気感の映像を表現できるカメラです。また、暗闇にも非常に強く夜景撮影にも優れています。

自撮り撮影については真横に稼働する液晶モニターを搭載しているだけでなく、明るくなめらかな美肌が撮影できるようになっています。

寸法約119.0(横幅)✕67.7(高さ)✕41.1(奥行き)mm
質量約320g(付属充電池及びメモリーカード含む)
約271g(本体のみ)
有効画素数約2424万画素
感度ISO100〜51200
セルフタイマー2秒 / 10秒 / フェイスオートシャッター / スマイル / カップル(LV.1~LV.3) / グループ(1人~4人) / OFF
Wi-Fi/Bluetoothあり
手ブレ補正あり
可動式液晶180度

自撮りにお勧めの一眼レフ

一眼レフは基本的にミラーレスカメラに比べて重みのあるものが多く、自撮り機能が搭載されている製品は少なくなります。

しかし、その分オートフォーカスや画質に優れたものが多いでしょう。

Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X9i

初心者でも使いやすい操作性から多くの女性に愛されているEOS Kiss X9iは一眼レフの中では非常に軽く、特徴的な高速オートフォーカス機能を搭載しています。

バリアングル液晶は左右だけでなく上下にも稼働でき、ローアングル・ハイアングルなど微調整も可能です。

寸法約131.0(横幅)✕99.9(高さ)✕76.2(奥行き)mm
質量約532g(付属充電池及びメモリーカード含む)
約485g(本体のみ)
F値F4.0〜
有効画素数約2420万画素
感度ISO100〜25600
オートフォーカス専用AFセンサーによるTTL二次結像位相差検出方式
セルフタイマー10秒/リモコン、2秒、10秒後連続撮影
Wi-Fi/Bluetoothスマートフォンで画像の閲覧/操作/受信
スマートフォンでカメラをリモートコントロール
スマートフォンへ画像送信
カメラ間での画像を送受信
コネクトステーションとの接続など
可動式液晶360度

可動式液晶モニターで自撮りをする時の撮影ポイント

まずは可動式液晶モニターのあるカメラでの自撮り撮影のコツを紹介しましょう。

ポージングを工夫する

自撮りで撮影をすると、上目遣いでカメラ目線の構図ばかりが浮かびますね。片手でカメラを持つのですから仕方がないことです。しかし、同じ構図だとしても表情を工夫することでいつもと違ったイメージの画像が撮影できるでしょう。

目線をそらしてみたり、少しでも景色のスペースを多めにしたりなど工夫をしてみると良いですね。

自撮り棒やスタンドを使用する

手でカメラを持つと理想の画像に必要な距離が保てないという場合があります。それでも三脚を持ち歩くのに抵抗がある方には自撮り棒や小型のスタンドを使用するのも良いでしょう。

自撮り棒・スタンドはスマホ用というイメージがありますが、カメラに対応しているものもあります。また、何も持っていない場合でも安定した場所にカメラを置くだけでも遠隔撮影は可能です。

自撮り機能がない場合のカメラでの撮影方法

自撮り機能が搭載されていないカメラの場合、撮影には三脚などを使用する必要があります。その場合の撮影方法について紹介しましょう。

三脚は必ず安定させる

三脚を使用した撮影の基本になりますが、三脚の安定性にはよく注意しましょう。万が一三脚ごとカメラが転倒してしまった場合はカメラが故障してしまう恐れがあります。

足元の安定性を確認するのはもちろんですが、風が強い場合などには重しを利用するなどの方法を取るようにしましょう。

スマートホンやリモコンを使用して遠隔でシャッターを切る

現在の一眼レフではセルフタイマー機能だけでなく、スマートホン・リモコンを使用して遠隔でシャッターの操作ができるようになっています。

そのためポージングもしやすく、まるでカメラマンに撮影してもらったようなポートレートが撮れますね。

撮影前に構図を想定し工夫する

三脚を使用して撮影をする場合、画面内の構図は事前によく考えなくてはいけません。実際に撮影をする前に立ち位置・ポージングを考えていくと良いでしょう。

映り込む背景についても、余計なものの映り込みがないように細部まで確認してください。

遠近感を活用してみる

三脚に対してついつい横並びになって撮影してしまうものですが、1人がカメラの近くに、1人が遠くに配置されると奥行きのある面白い写真が撮影できます。

手前にいる人の掌の上に後ろの人を立たせるような遠近法を利用した遊び心ある映像が残せますね。

画面の水平に注意する

撮影した画像の水平が整っていないと、なんだか映像に違和感を感じてしまいますね。水平器が搭載されている三脚を使用すれば水平は保たれますが、違う場合は自分自身で画面の水平をしっかりと確認しましょう。

小道具を使用する

自分で被写体を演じられる自撮りでは、一緒に映る相手と小道具やグッズをお揃いにすることでファッション性がグッと上がります。

季節感を強調させ、撮影スポットを引き立てるようなものを選ぶと良いでしょう。また、小道具は可能な限りカラフルなものを選んだ方が映像にメリハリが生まれますね。

まとめ

一眼レフ・ミラーレスカメラを使用した自撮りのコツとお勧めのカメラを紹介いたしました。どの方法も難しいものではないと感じられたのではないでしょうか?

カメラが好きな方の多くは、普段から撮影する側に回ってしまい、自分が写っている写真がないという事態になってしまうこともありますね。

自撮りのコツを覚えて友人や家族全員が写っている思い出の写真を撮影しましょう。

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