一眼レフにも移行しやすい!はじめてのコンデジランキング10

カメラ選び

デジタル一眼に移行したいけど、まずはコンデジ(コンパクトデジカメ)から始めたい、そんな考えの方も少なくありません。
こういったニーズに応えられる移行しやすいコンデジを10機種、ランキング形式で紹介していきます。

デジタル一眼に移行しやすいコンデジとは

デジタル一眼に移行しやすいコンデジとは、端的に言えば高級コンデジがそれに当たります。

理由は機能質感画角などがデジタル一眼に近いことの3つです。

機能は、デジタル一眼並にシャッタースピードの調整や撮影モードが多いもの、そしてレンズが明るいものなど、デジタル一眼に迫る性能を持っているものが挙げられます。

質感もコンデジらしい気軽なデザイン、あるいはおもちゃのようなデザインではなく、クラシカルなフィルムカメラを思わせるようなものであったり、デジタル一眼並にどっしりとしたものです。
カメラを持った際のフィーリングも撮影には重要ですから、極端なギャップがないのが望ましいといえます。

画角(撮影できる範囲)も重要です。
コンデジは多くのモデルがデジタル一眼よりも狭い範囲でしか撮影できません。
しかし、高級モデルの場合は、フルサイズこそないものの、エントリーモデルに採用されているAPS-Cサイズの大型センサーを採用しているものがあります。
そのためデジタル一眼の画角に慣れるという意味でも移行しやすいコンデジなのです。

これらの特徴を極力抑えたモデルごとにランキング形式で紹介していきましょう。

第10位:キヤノン「PowerShot G7 X Mark III」

キヤノンのこのモデルは、基本的にデジタル一眼に通じる点は少ないものの、質感が高くデジタル一眼を使うイメージを持つことができるカメラです。

コンデジとしては非常に高性能なモデルであり、撮影後にwifiでスマホに転送できるなどSNSとの親和性も高いのが魅力といえます。

また、デジタル一眼の基本的な記録方式であるRAW形式にも対応しているため、撮影した画像の扱い方を学べるという意味でおすすめです。

第9位:ソニー「サイバーショット DSC-RX100M7」

デジタル一眼を製造しているソニーが展開しているコンデジです。
こちらも機能的な面で直接デジタル一眼に通じるものは少ないのですが、レンズに注目のモデルと言えます。

一眼カメラの最高峰レンズの一つとして名高いカールツァイスレンズを搭載しており、撮影時の色味などはデジタル一眼に迫る性能です。

また、質感の面でも重厚感があります。
撮影に慣れてしまえば、デジタル一眼に移行しても手振れを起こしにくく撮影できるのもメリットです。

第8位:パナソニック「LUMIX DC-LX100M2」

パナソニックもデジタル一眼を製造しているメーカーです。
そのため、デジタル一眼のノウハウをコンデジにも生かしたモデルを展開してもいます。

画角こそデジタル一眼とは異なりますが、操作するダイヤルの配置や光学ズームをあえて3.1倍程度にしてある点において、安易にズームへ頼らないデジタル一眼に通じる操作性を学ぶことができるモデルです。

また、ボケ味もしっかりしているので写真のボケを練習するという意味でもおすすめしたいモデルと言えます。

第7位:富士フイルム「X100F」

昔のフィルムカメラをほうふつとさせるクラシカルな質感は、デジタル一眼への移行もスムーズになるコンデジに仕上がっています。

往年のフィルムカメラを彷彿とさせる「ビルトインISOダイヤル」や、ビューファインダーを覗きながら撮影すればデジタル一眼の雰囲気を存分に楽しめるのはないでしょうか。

更に露出設定(仕上がった写真の明るさの設定)をカスタムできる「C」ポジションもあるため、使い慣れればデジタル一眼への移行も容易になります。

第6位:RICOH GR

コンデジとしては貴重なデジタル一眼でも採用されているAPS-Cサイズ大型CMOSセンサーを搭載しています。
これによってデジタル一眼の入門機と同じ画角で撮影ができるので、デジタル一眼に移行後も違和感なく撮影ができるようになります。

レンズの明るさもデジタル一眼で多く利用されるF2.8~16に対応しているのが特徴です。

ただ、ズーム機能を廃しているストイックな仕様なので、若干敷居が高く感じられるかもしれません。

第5位:SIGMA DP1 Quattro

SIGMAの名前を初めて聞く方もいるかもしれません。
実は、このメーカーは大手のカメラメーカーの一眼レフカメラ用やデジタル一眼用のレンズを製造するメーカーで、デジタル一眼を持ったら必ず聞くことになるメーカーです。

APS-Cを搭載しているため、通常のコンデジに慣れている方には違和感を感じるかもしれません。
しかし、この操作に慣れてしまえばデジタル一眼への移行もスムーズです。

第4位:リコー「GR III」

リコーは一眼レフカメラの老舗であるペンタックスを傘下に置くメーカーです。
そのノウハウをコンデジに落とし込んだものがこのカメラになります。

APS-Cの画角はもちろんのこと、ボディの質感も一眼レフカメラに通じるものがあるため、慣れてくれば移行もしやすいコンデジです。

第3位:キヤノン PowerShot G5 X Mark II

質感が高く、デジタル一眼に使われるような性能もふんだんに入っています。
そのため比較的移行がしやすいモデルではあります。

ただ、センサーがコンデジオリジナルのものなので、画角が若干狭く移行した時に違和感を感じるかもしれません。

それでも総合的な性能が優れており、機能の面でもスムーズに移行しやすいコンデジです。

第2位:キヤノンPowerShot G1 X Mark III

コンデジというくくりではありますが、外見がデジタル一眼に近いことから2位にランクインさせました。

APS-CサイズのCOMSセンサーを搭載しつつ、光学3倍ズームによって使い勝手もよく、タッチパネル・バリアングル液晶などデジタル一眼にも搭載されている機能がそのまま移植されています。

外見がコンデジ離れしていますが、その分デジタル一眼への移行がスムーズです。

第1位:富士フイルム「XF10」

質感も高くAPS-Cサイズのセンサーがついているモデルです。

機能面では他のモデルの方がデジタル一眼に近く移行がスムーズな面があるものの、なぜ1位としたかというのは価格です。
他のモデルの半額以下で購入できるという魅力があります。

そのため、まずはこのカメラで練習して余ったお金をデジタル一眼の資金にするという練習機的な利用として最適だという意味で第1位としました。

まとめ

コンデジは高機能化が進んでいます。
そのためデジタル一眼に迫るモデルも多数出ているのが現状です。

ただ、価格も高騰しており、特にデジタル一眼への移行を意識したモデルに関してはデジタル一眼のエントリーモデルが視野に入る価格帯も多くあります。

そういった現状を知りつつも、自分に合ったモデルを複数選びデメリットやメリットを考えた上で選ぶのが最もおすすめです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました