日本国内だけでなく世界的にも有名な光学メーカー・ニコン。
すでに100年以上の歴史があるニコンは、カメラ業界でも確固たる地位を築いています。
現在ではコンパクトデジタルカメラからプロ御用達のフルサイズ一眼レフまで、常時10機種以上の製品が揃っています。
自分に合ったカメラの見つけ方に悩んでいる初心者の方へ、シーン毎に最適と思われるニコンのおすすめ機種を紹介します。
シーンごとにおすすめを選ぶメリット
数あるニコンのカメラ。
しかし、どの機種が自分の使い方に合っていて、無理なく使えるのか、カメラ初心者だと判断しづらいところです。
オーバースペックすぎて挫折してしまわないよう、まずは自分のレベルにあったカメラを選ぶことが重要です。
選ぶ際のポイントとなるのが撮影する目的。
あなたがカメラを使いたいシーンはどのような時でしょうか?
使いたいシーンを思い浮かべることで、きっと今の自分に最適なカメラが見つかるはずです。
シーンを選ばず使いたい|初心者にもおすすめの【D5600】
まだ使いたいシーンが明確でなかったり、あまり高価なカメラを買うつもりはない人におすすめなのが「D5600」です。
基本的な機能が付いていて、バランスが良いため、撮影するうちに自分にあった使い方がみつかってくるでしょう。
とにかく一眼レフカメラというものを使ってみたい。
いろいろ撮って、自分の使い方を見つけていきたい。
そんな初心者の方へもおすすめです。
コンデジとは明確な差があり、一眼レフとしての機能もばっちり。
一眼レフカメラでの、撮影の楽しさを感じることができるはずです。
さらにコンデジやスマホを使っていた方も抵抗なく使える、タッチパネル、Wi‐Fi、Bluetooth、バリアングル機能も搭載。
ワイヤレス通信を使って、撮った写真をすぐスマホに送ってシェアすることも可能です。
発売から数年経過していますが、一眼レフ初心者が欲しいと思う機能は揃っていますし、価格も少し下がっているので、初一眼レフにおすすめです。
旅行に持っていくなら|コンパクトな高性能ミラーレス【Z50】
普段からあちこちに出かけ、旅行が好き。
そんなアクティブな方にはミラーレス「Z50」をおすすめします。
Z50の特徴
- センササイズは大型のAPS-C
- 高感度(ISO100~51200)で屋内や夜間撮影も◎
- 4K動画はもちろんタイムラプスも制作可能
- 20種類のピクチャーコントロールで多彩な表現
- 深めのグリップで握りやすい形状
ミラーレスはボディが小型な分機能は一眼レフに劣ると思われがちですが、Z50はコンパクトでありながら、高性能をも実現しています。
一眼レフと遜色ない機能と、さらに便利な「自分撮りモード」や「サイレント撮影」も搭載しています。
美しい自然や夜景、レストランでの食事、家族との記念写真など、旅先での全ての思い出はこの1台で記録できます。
動き回る子供・動物の撮影に|頼れる1台【D7500】
常に動き回り、シャッターチャンスも多い、お子様や動物の撮影を考えている方には一眼レフ「D7500」がおすすめです。
他にも趣味で、車・バイクなどの動きが速い被写体や、スポーツなどを撮影する機会がある方にもおすすめできます。
D7500の特徴
- 処理速度が速く、連写や4K動画撮影を実現
- 高性能な51点のAFシステムで、被写体を確実にとらえる
- ボタンが増え設定のしやすさが向上
- 防塵・防滴性能あり
被写体が動く撮影はとても難しく、撮れたとしてもブレブレでピントが合っていないということもよくあります。でも、D7500はチャンスを逃さない機能がたくさん。
初心者向けとしては少しボディ重量(約650g)がありますが、その分確かな性能でシャッターチャンスを逃しません。
最初のうちは、性能を使いきれないかもしれませんが、そんなときに便利なのがオートでの撮影です。
多様なシーンを想定した「シーンモード機能」があるので、状況に合わせた美しい写真が簡単に撮影できます。
本格的な撮影にも対応でき、長く愛用できる中級寄りの性能を備えた1台です。
アウトドア好きのアクティブな方へ|過酷な環境もOKな【COOLPIX W300】
最後は、コンデジから「COOLPIX W300」の紹介です。
夏の海、登山、雪山など一年中アウトドアを楽しみたい方にぴったりのこの機種。
デジタル一眼では難しい、230gという超軽量ボディと、あらゆる環境に対応するタフさが魅力です。
COOLPIX W300の特徴
- 防水(IPX8)・防塵(IP6X)・耐衝撃性能あり
- そのままで水深30mまでOK
- マイナス10度までの寒冷地に対応
- 高度・水深・気圧・位置などあらゆる情報を記録
- 4K動画も撮影できる本格派
- 撮影以外でも便利なLEDライト
一眼レフ・ミラーレスは高性能ですが、レンズやグリップなどがどうしてもかさ張ります。
活動の邪魔になってしまっては、結局持ち運ぶことが減り、せっかくの一瞬を取り逃してしまいます。
その点、コンパクトで凹凸の少ないこのボディは、アクティブな動きにも邪魔にならず、いつでも携帯できます。
そして精密機器ではあるものの、防水・防塵・耐衝衝撃性能が高く、マイナス10度の寒冷地にも対応しています。
必要な時にすぐそばにあり、どんな環境でも使えるこの安心感は、アウトドアに特化したコンデジならではです。
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